高野哲史(33=兵庫)が今年初Vへ王手をかけた。予選トップでつかんだ準優12R1枠で、しっかり逃げを決め、優勝戦の1枠を手にした。「(2コースの)森永淳選手の方が伸びがいいけど、なんとか持たせられた」と振り返った。

今節9走で6勝。3日目からは5走4勝と好リズムだ。「起こしの感触は悪くないし、ターンしてからの押しも悪くないけど、一番いいのは操縦性。出足がいいというより乗りやすさがある」と舟足には満足している。

「スタートしっかり行って回ればチャンスはあると思う。スタートはある程度は行けている」。今年初優出は1枠。昨年8月平和島以来となる優勝へ突き進む。