長嶋万記(42=静岡)は5日目が順延となったことで、若手と一緒にメンタルケアの時間を作ると話す。

「自分と向き合う時間」が非常に大事と話す。ボートレースは個人競技であるとともに、周りとの信頼関係が重要と力説。試合が終わったら、みんなをたたえ合う、例えばスケートボードのような世界が理想という。レース結果を受けて「エンジンが悪い、展開が悪いというように外に目を向けるのではなく、(結果が)良くても悪くても素直に受け入れ、自分と向き合えば事故も減ると思う」と話した。

自身は7年前から自分と向き合うことを続けている。結果に左右されることなく、レース後に自分とキャッチボールをする。レース前後に自問自答をするのはルーティンワーク化した。それが今年5度優勝の原動力になっている。

駆る31号機は「ペラをやって、焼き入れをしました。出足、回り足を中心にバランスが取れてます」。

準優11Rは1枠から結果を強く求め過ぎず、いいイメージを持って泰然自若の心でレースに臨む。