SG第28回オーシャンカップが、18日から岡山・児島ボートで開催される。開幕直前コラムの第1回は、地元のエース茅原悠紀(36=岡山)を注目選手として取り上げる。今年は2月の当地地区選で待望の地元G1初制覇を果たし、SGではここまで2度優出と絶好調だ。
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岡山支部の絶対エースとなった茅原悠紀が、地元SGに臨むとあっては気合が入らないわけがない。
2月の当地地区選で、待望の地元G1初優勝を挙げ、ここまで積み上げた児島での優勝は16度と群を抜いている。今年のSGでは3月の平和島クラシック、6月の徳山グラチャンで優出と好結果を出し続ける。
今年の流れについては「ぼちぼちですね」と多くは語らない。その理由は、全て14年以来、2度目となるSGグランプリ制覇への布石と考えているからだ。あくまでもオーシャンCで結果を出すことは「ステップにしたい」と話した。そのためにも「探求心を持って、いろいろ調整をしながらやっていきたい」と、さらなる技量の向上は忘れない。暮れの大一番に向けて、地元SGで負ける姿は見せられない。【高田和典】
◆茅原悠紀(かやはら・ゆうき) 1987年(昭62)7月11日、岡山市生まれ。06年11月、ボート99期生として児島でデビューし、6走目で初勝利。初優勝は09年12月の宮島一般戦。初SG優勝は14年12月平和島のグランプリ。同期に水摩敦、下出卓矢ら。171センチ、53キロ。血液型A。
※明日は「注目選手・下」