G1初優出となる地元の若手レーサー長田稚也(22=飯塚)が、うれしいグレードレース初制覇を飾った。2着は有吉辰也、3着は荒尾聡と掲示板を飯塚勢が独占。34期では初のG1覇者となった。完全Vを狙った青山周平は4着に敗退した。

長田は絶好の2枠から1周1角をトップで進入。「勝つにはスタートを行くしかないと思っていました」。理想通りの展開を作って、あとはアクセル全開で逃げた。「エンジンは文句なしの仕上がりでした」。完調のマシンを生かして、後方から追い上げるSG覇者らを寄せつけなかった。レース後は、うっすら涙を浮かべていた。「信じられません。育ててくれた師匠(城戸徹選手)に感謝したいです」。

次走は9月6日からの伊勢崎G1ムーンライトチャンピオンカップに出場予定。「欲張らずに一戦必勝で行きたいと思います」。勝利にも謙虚な姿勢を崩さなかった。