かつてG1戦線の常連だった木村貴宏(46=茨城)が息を吹き返している。次点で特選漏れし、迎えた予選6Rは突っ張り先行の堀航輝を番手差し。「特選なら無理、予選だから勝てた(笑い)。堀君のおかげだが、感じは良くなっている」。14年6月G3・1予から遠ざかった地元白星に言葉が弾んだ。

リズム上昇は、「調整法を変えた」が元。これまで調子が良くても悪くても、ひたすら乗り込んでレースに備えた。それが、室内練習の機器が発達するにつれて変わった。「今は室内練習で、自分の出力が数値化される。状態がいいか悪いかはっきり分かる。で、悪い時は体を休めるようにした。たまには休養が大事と。それでまた、追い込んで練習できる」。往年のしぶとさが戻りつつあり、地の利もある今節はさらに存在感を増しそう。準決7Rは栃茨のホープ中村隆生をかわして連勝といくか注目だ。