準決9Rで佐々木龍(33=神奈川)が1着となり、決勝進出を決めた。レースは先行した簗田一輝の番手で、後続を徹底ガード。簗田をしっかり2着に残した。レース後は「さすが競輪祭の決勝に乗っただけの脚力です。力が伝わってくる走りだった」と簗田を絶賛。対する簗田は「龍さんに残してもらった」と感謝した。

充実の1年は、優勝でしっかり締めくくる。S級に復帰して迎えた今年は、1月の立川を皮切りにG3に7度出場し、そのうち6度は準決勝に進出。今月上旬の伊東G3では決勝3着と確定板に載ったが「(南関ラインではあるが)最後に内を空けてしまい、駆けてくれた(松井)宏佑の優勝までなくしてしまった。反省は残ります」と振り返る。それでもトータルで見れば「上積みのあった1年だったと思います。来年はさらに頑張って上積みしたいです」と表情を引き締める。

目標は、来年8月に地元平塚で開催されるG1オールスターの出場だ。「選考期間はすでに今月から始まっていますので、いい成績を残していかなければ」と気合が入る。来年は特別戦線で、さらなるステップアップを目指す。

その前に、決勝11Rは南関3車で結束する。先頭が簗田で、番手は地元の鈴木裕が回り、佐々木は3番手を固める。「(レースの)感覚は悪くないですよ。集中して臨みたい」。充実した1年の締めくくりは、優勝で飾ってみせる。