郡司浩平(33=神奈川)が、地元G3桜花賞・海老澤清杯の4連覇を飾った。

深谷知広が引っ張る、南関5車ラインの番手をキープ。郡司の後方で松谷秀幸と競り合い、3番手を取り切った清水裕友-松浦悠士の中国ラインが追い上げてくる中、直線で深谷をかわして優勝を決めた。郡司は19、21、22年度(20年度は開催なし)の桜花賞・海老澤清杯を制しており、これで4連覇となった。

勝った郡司は「深谷さんのおかげ。S級S班なのに、先頭でレースを作ってくれてたのもしかったです」とラインの力での優勝を強調した。「去年はG1で結果を出せなかったし、今年は頑張りたい。パフォーマンスを落とさず、取りこぼしのないようにしていきます」。強さが復活した男は、ビッグレースでの活躍を意識して、24年シーズンを駆け回る。