予選トップ通過の佐竹友樹(41=埼玉)が、気迫のスタート攻勢で優勝戦1枠を手に入れた。準優10Rは節一級の伸びを誇る渡辺雄朗が3コースのカドを選択。「展示というか、練習から渡辺君が3カドだったので気合が入った」。佐竹は腹をくくってコンマ01まで踏み込み、勝機を逃さなかった。「助かりました」とも振り返った。

前節、宮之原輝紀がSG初優出した40号機は、今回も軽快そのもの。「本当にいい。伸び、出足、回り足ともに上位です。節一と言わなきゃ、この成績ですから」とトップ評価を出した。早過ぎたスタートを修正しつつ、16年9月戸田以来、7年7カ月ぶりの優勝をもくろむ。