鈴木庸之(38=新潟)が、状況に応じた立ち回りで決勝進出を果たした。

この日は強風の中、セッティングを工夫して対応。「みんなが重いって言っているのを聞いて、軽くなるように調整していった。踏み出した時の反応とかは良かったと思います」。思った通りに自転車が進んだようで、自身の状態も悪くないと確認できた。

一時期は腰痛で成績不振に陥ったが、近況は悪化することがなくなった。「腰の状態はいい意味で平行線。その中で、やれる練習メニューは増えてきた」。その成果もあり、今回は1月四日市以来の決勝進出。手応えをつかんだ自在派レーサーは、単騎戦で柔軟に立ち回る。