山口拳矢(28=岐阜)がケイリンで復活を告げる大会連覇を達成した。2着は松井宏佑、3着は郡司浩平。スプリントは河端朋之が12年ぶりの覇者となった。1キロタイムトライアル(TT)は菊池岳仁が自己記録を更新する大会新記録で連覇を達成。

なお、これら3種目の優勝者はG1寛仁親王牌(弥彦、10月17~20日)の初日メイン「日競選理事長杯」のシード権を得た。

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山口拳矢はやはり「持っていた」。今年は年頭から体調を崩して、強かった頃の面影が薄れていた。全プロ大会に先立って行われた競輪でも「自転車のフレームと部品の組み合わせに正解が出なくて悩んでいる」と渋いコメントだった。

しかし、ケイリンで雰囲気が一転した。1/2決勝では郡司浩平に負けて2着になったが、決勝では初手から郡司の後ろをキープして、まくりに乗って楽々と差し切り大会連覇となった。

山口は「今回は(準備を)何もしていなかったし、決勝に行けたらいろいろ考えようと思っていた。1/2決勝でギア倍数が不足していると感じて、決勝で上げたのが良かった。優勝できたのは初手の位置が良かったことが大きい。競輪もこれくらい(自転車が)進んでくれたらいい」と、次の大舞台であるG1高松宮記念杯(岸和田、6月11~16日)の戦いを見据えていた。【山田敏明】