1予8Rは新田祐大(38=福島)が先行して逃げ切り、復活の勝利を挙げた。2月の岐阜G1全日本選抜で先頭員早期追い抜きにより失格となり、あっせん停止処分を含む109日間の欠場明け初戦を勝ち切った。
道中で番手の大槻寛徳が連結を外す場面もあったが「大槻さんならドッキングできると、そう思って踏んだ」と、後ろを確認しながら踏み直した。結果的に大槻は再度新田の番手に付いて3着。前日には4車ラインを組む大槻、山賀雅仁、大塚英伸と作戦を練り「3人からアドバイスをもらったときに(レース間隔が空いたため)ギャップがあると実感できた。そこで助言をもらったからこそ、踏み切れた」と感謝。ライン全員が2予進出を決める最高の決着となった。
出走前から、多くの声援が新田の耳に入ってきた。感慨深い表情で「声援を聞きながら、選手になって良かったと思いました。てっきり、お叱りの声があると思ってましたから」と、うなずきながら振り返った。
グランドスラムをはじめ数々の栄光を手にしてきた男にとっても、忘れられない1日になったようだ。





















