内藤宣彦(53=秋田)の走りに検車場が沸いた。

特選12Rは目標の大川剛が前受けから突っ張り先行。ただ、立部楓真が大川をたたけないと見るや、嶋田誠也が内をしゃくり、最終ホームでは内藤をさばきかけた。それでも「ツケマイで2角までいけてしのげた」と、嶋田を締め込むと最後は大川も差して1着を手にした。

「見てる方はやってる、やってると思うだろうけど、疲れました。久々に出し切りましたし、必死でした」と苦笑いで振り返ったが、特選で戦った選手は口をそろえて「内藤さんがすごかった」と驚嘆していた。

動きの良さが際立ち、自身が持つS級最年長優勝の更新も見据える。まずは準決11Rで木村弘を目標に決勝進出を決める。