地元のエース中田健太(34=埼玉)が初日特選から連勝で決勝進出した。気温が下がり、走路が重くなる条件でもお構いなし。特選は渡辺一成の逃げ、準決は鈴木玄人のカマシをかわしており、「重く感じながらも、前を抜けている。状態は悪いわけがない」と切れや伸びに合格点を与えた。

両足をがに股にする独特の乗車フォームは、よりスピード化する競走形態に合わせようと改良を重ねた。「去年の暮れぐらいから、しっくりしている」とフォームが定まり、リズムを取り戻した。

迎える決勝10Rの埼京トリオは安倍大成を先頭に、番手が鈴木玄人、中田は3番手のシフトになった。安倍が果敢に逃げて、鈴木が番手発進なら、中田が追い込んで2月小倉以来、そして地元埼玉では西武園を含めても初となるS級Vをいただく。