昭和生まれのガールズ最年長ルーキー中原恭恵(38=広島)が、予1・7Rで7着に終わった。10日の予2・7Rで巻き返しを期す。
国立の千葉大園芸学部の出身で大学院にも進学。学業に打ち込みながら同大の陸上部に所属して、トライアスロン競技に熱中。日本の第一人者と活躍した上田藍さんが所属する稲毛インターナショナルトライアスロンクラブにも加わり、五輪出場を目指した。しかし、高みを目指す上では水泳が弱点だったという。半面、「自転車は得意だったんです」。トライアスロンを諦め、自転車のロード一本に絞って競技に集中した。
20年に行われる予定だった東京五輪が目標だった。しかし、その選考会となる19年全日本選手権の4日前に交通事故に遭い、出場できなくなってしまった。
「もう競技は引退しようと決めました。今後、何をするか迷っているとき、ガールズケイリンに出会った」。一念発起し、36歳で日本競輪選手養成所に入り、今年プロデビューを果たした。なかなか決勝まで進めずにいるが、2場所前の防府F2最終日一般戦で初勝利を挙げた。
前場所の静岡F2は、同じくトライアスロンから転向した加瀬加奈子と一緒だった。遅いデビューに伴う悩みなどを打ち明けたとき、加瀬から「いいじゃん! 今、ここに来ることができたんだからさ」と肩をたたかれ、勇気をもらったという。
予2・7Rは「人生初の1番車です」。好位置を取って、1つでも着順を上げる。





















