苦難続きのルーキーが上昇モードに入ろうと懸命だ。127期ルーキー秋山太洋(24=東京)は負傷明けで迎えた予選6Rを2着で突破。前受けから1度は岡嶋登に出られたが、すぐにたたき返して逃げ粘った。
ただ、練習と調整不足が災いしての惜敗スタートに表情が曇る。「岡嶋さんにすごい勢いでこられて、しかも踏み出しで脚力を使い…。もう最後はきつくてきつくて」と敗因や課題を探った。そして、11月久留米の落車で骨折した左鎖骨をさすりながら「力がぐっと入る発走の時に、ちょっと気になりましたね」と現状を包み隠さずに明かした。
本格デビュー初戦になった7月函館の落車でも左鎖骨を骨折しており、苦難続きでも、充実した練習環境が励みになる。「直前は鈴木玄人さんと乗り込みを。もう強くて強くて、こちらは刺激が。その成果を」。気合を込めてS級上位に挑む鈴木をお手本に、秋山も仕上がり不足は気持ちでカバーしたい。準決6Rは予選で白星を献上した大薗宏が再度の番手回り。今度は振り切って初優勝へ道筋を作りたい。





















