ドーピング違反による制裁であっせん停止中だった北井佑季(35=神奈川)が、1年ぶりの復帰戦で白星発進した。1R1番車で、荻野哲-森川剛の前を回った。突っ張り先行で逃げ切り1着。段違いの脚力を見せつけた。

スタンドからは声援とやじが入り交じった。「(お客さんから)『待ってたぞ』との声が多かった。力になるというか、すごくありがたかったです」と感謝した。レース内容については「1年間、走ってなかったけど自分の脚力と気持ちを前面に出すレースができたと思います」と安堵(あんど)した。

地元での復帰戦は格別だった。「走り慣れた場所、景色で走らせてもらえたことにも感謝したい」と周囲にも感謝した。むろん、信頼回復へのいばらの道は続く。「いろいろ思うお客さんや選手もいると思いますが、僕は走ることしかできない。一番上を目指してやってきた中でまだまだ上がある。もう1度、そこに行けるように頑張りたい」と話した。

注目を集めた1Rは9767万4100円を売り上げた。配当は3連単(1)-(2)-(7)は3番人気で1070円だった。