「申し訳ない」。表彰式の最初、優勝した3枠・山口達也(39=岡山)から飛び出した言葉だった。

12R優勝戦は波乱の展開だった。コンマ09のトップスタートを決めたイン西山貴浩だったが、スリットから伸びた2コース篠崎元志がまくって出たため応戦。差しに回った山口が抜け出して、バックでそのまま独走態勢に入った。「自分がびっくりしています。西山(貴浩)選手への応援がすごかったので…」と地元で人気を背負う同期を破って平身低頭だった。

児島G2・MB大賞から休みなしでの追加参戦だったが、上昇19号機を仕上げ、10戦7勝を挙げ、堂々と主役に躍り出た。「1度調整を外したのが良かった。5日目から回り足中心にいい足だった」と舟足に納得していた。次節は25日から、再び、ここ若松に戻ってくる。「次も頑張ります」と気を引き締めた。