田村純一(39=福島)は予選2Rで若手のもがき合いをまくり切ったが、笑顔は少なかった。

レースは129期の新人・児玉東次郎が突っ張り先行。127期の星野京旺が6番手から最終ホームで内を突いて児玉と主導権争いとなったが、田村はバックで追い風を味方に6番手から踏み出して一気にとらえた。

「もつれれば行くしかないからね。逆にいい展開になったよ」。ただ、本来は中団が理想で「やっちゃいけないレースになった」と、後方になった展開には自ら駄目出し。「(1着を)取らなきゃいけない展開になったからね」。おあつらえ向きの流れをしっかり勝ち切って今年25勝目を挙げたが、気持ちを引き締め直していた。