日本代表が前半9分、ビデオ判定に泣き前半10分、ブラジルに先制を許した。

 前半7分のブラジルのCKの際、DF吉田麻也(29=サウサンプトン)が相手選手を倒した。1分後、ビデオ判定の結果、吉田がペナルティーエリア内で相手選手を倒したとしてイエローカードとPKの判定が下され、FWネイマール(25=パリサンジェルマン)がPKを決め、先制した。

 同16分には吉田が、再びペナルティーエリア内でFWガブリエルジェズス(20=マンチェスターC)を倒し、再びPKを与えた。ネイマールが再びPKを蹴ったが、GK川島永嗣(34=メッス)が意地を見せ、PKを止めた。

 ところが、同17分にMF井手口陽介(21=ガンバ大阪)がクリアをミスすると、そのボールをDFマルセロ(29=Rマドリード)に右足で強烈にたたき込まれ、日本は序盤で2点をリードされる厳しい展開となった。