東アジアE-1選手権の日本代表合宿で5日、追加ながらA代表初招集の室屋が、右サイドバックで積極的にプレーした。

 ハーフコートでの試合形式では主力組に入った。昌子、三浦やボランチの今野、井手口らと速いパス交換で、DFラインからリズムを作り出した。ハリルホジッチ監督から「ムロヤ」と大声でポジション指示を受けたが、練習前に「何も気にするな。何も関係ない」と言われており、フレッシュな動きで存在感を示した。

 室屋はリオ五輪でコロンビアと対戦し0-2から追いついた経験がある。そのため、W杯初戦で対戦するコロンビアについての質問が飛んだ。一瞬ぎょっとした表情を浮かべながら「え、コロンビア? (代表初招集の)僕にですか…、そこまで考えてないんですけど」と言って、周囲の笑いを誘った。