川崎フロンターレのFW小林悠(30)が15日、日本代表のベルギー遠征(23日マリ戦、27日ウクライナ戦)のメンバーに選ばれた。小林は12月の東アジアE-1選手権で3試合2得点と結果を残し、ハリルホジッチ監督が「高いレベルで次の候補に入る」と再招集を示唆していた。この日、小林は神奈川・川崎市内でクラブの練習後に取材に応じ「最後のアピールの場。しっかり自分の力が出せるように頑張りたい」と気を引き締め「得点に絡むなど、結果にこだわりたい」と意欲を見せた。

 川崎Fからは小林のほか、DF車屋紳太郎(25)、MF大島僚太(25)が選出された。ハリルホジッチ監督は、7日のACL・メルボルン・ビクトリー戦を視察した際「車屋は少し心配」と話していたが、昨年10月の親善試合で初選出以降、連続で招集。車屋は「チャンスをもらえてうれしい。だんだん(代表)チームの求めていること、仲間のプレースタイルが分かってきた。しっかりトレーニングでコミュニケーションを取りながらやりたい」と決意を口にした。