なでしこジャパン(FIFAランク6位)は29日(日本時間30日)、米コネティカット州で国際親善大会、4カ国対抗の第2戦でブラジル(同7位)に1-2で敗れて2連敗となった。前半は日本がチャンスを何度も作るも決定力を欠き、スコアレスで折り返した後半に自陣でのミスなどから2失点。終了間際のロスタイムに途中出場のMF増矢のゴールで一矢報いるのがやっとだった。

 MF阪口萌の左サイドからのクロスを頭で合わせた増矢は「一番は自分も結果を出して、チームも結果が出ること」と悔しさをにじませた。8月2日(同3日)の最終戦ではオーストラリア(同8位)と対戦する。高倉監督は「3つ負けて帰るわけにはいかない。もう1回仕切り直してやっていきたい」と巻き返しを誓った。