サッカー日本代表は、当初予定された国際親善試合チリ戦が中止となった7日、札幌市で紅白戦を行った。6日未明に発生した北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者に無料公開し、電気、水などライフラインが復旧していない中でも約200人の地元サポーターが駆けつけた。

MF伊東が森保ジャパン第1号を決めた。左サイドをえぐったDF佐々木のグラウンダーのクロスを右足で合わせた。「走り込んだらボールが来た。2人のイメージが共有できたと思う」と胸を張った。サポーターに「大変な中で来てくださって」と感謝し、コスタリカ戦に向け「1試合しかないので、アピールできるように」と公式戦での1発にも意欲を見せた。