キャプテンマークを巻いた板倉滉(24)が貴重な2点をマークした。

同じようなプレーが2度続いた。1点リードの後半23分。板倉は久保の左CKに合わせて思い切りジャンプ。高さで完全にアルゼンチンの選手たちを上回り、フリーの状態で豪快にヘディングゴールを決めた。

さらに5分後。再び久保の左CKに反応。アルゼンチンの選手の前へ出て行くように思い切り体を伸ばしてジャンプし、再びヘディングゴールを決めた。

板倉は26日の第1戦後に敗れた後「やれたところはある。もう少しチャンスを作れた部分もある。次の試合絶対に勝てると思う。こういう拮抗(きっこう)した試合で、1対1などでアルゼンチンにこぼれたところが多かった。球際強くとか基本で負けない。負けていたら五輪で勝てない。戦うところを意識したい」と話していたが、闘志あふれる2得点だった。