サッカー日本代表、川崎フロンターレのDF山根視来(27=みき)が5日、オンライン取材に対応した。22年カタールワールドカップ(W杯)のアジア最終予選で黒星発進となったチームは8日(現地時間7日)に、カタール・ドーハで2戦目の中国戦に挑む。

山根の一問一答は、以下の通り。

 

-コンディションは

山根 日本と比べてすごく暑いし、湿度も高いので、難しさはある。でも、時差も徐々に慣れてきたと思う。

-初戦の日本の試合をベンチからどう見ていた。

山根 相手の準備期間が長かったとか、日本は練習できなかったとかありますけど、最終予選では関係ない。勝ち点3を目指して、やらないといけない。改めて1つの方向に向かってやっていかないといけないと思った。

-中国の情報は

山根 ブラジル人が何人いたりとか、球際激しく来るイメージも昔からある。気持ちのところで、上回るところから始めないと勝ち点3を持って帰るのは難しい。

-初戦ではサイドを切り崩せなかった。どう見る

山根 スライドをコンパクトにするチーム。1つ飛ばして揺さぶったり、ハーフスペースに入れたら、三角形も出来る。出し入れが出来れば、相手も嫌だったのではと思う。

-最終予選の覚悟は

山根 W杯に直接通じる予選。W杯は全員が憧れる場所。なかなかないチャンス。国際経験ないですけど、アピールして努力してやっていくことが大事。

-中国戦に出場したら、持ち味をどう出していく

山根 雰囲気とかは、入っていかないと分からない。普段からやっていることを出していくこと、周囲の人とうまくコミュニケーションを取ることが大事だと思う。

-中国戦のイメージは

山根 チームのベース、やらないといけないことをやる。その上で引かれた相手には、強く大きくやっていくことが大事。

-離脱したDF酒井から声掛けは

山根 頼むぞということも言われた。しっかり勝利に貢献したい。

-DFラインの雰囲気は

山根 ちょっと入れ替わったですけど、今回3回目。いろんな選手と活動して、特徴は何となく分かっている。やりづらさは全然ない。

-オマーン戦を経て、話し合ったことは

山根 絶対に負けられない状況。最終予選はどういうものか、考えて、いい準備をして、戦う必要があると思います。

-監督、選手から声掛けは

山根 1試合目、落としてしまったので、より厳しい戦いになる。経験している選手は厳しいと言っている。より意識して、戦っていきたい。

-難しさを感じる部分は

山根 当たり前のことだけど、どの国もW杯に出たいし、その熱量は2次予選よりも感じる。その熱量を上回らないと、出場できなくなる。

-フレッシュな山根選手が、入ることで、効果があると思うが

山根 自分勝手なプレーは出来ない。勝ち点3のために、チームにささげたい。

-W杯への思い

山根 1年前までは夢の舞台。現実的に手が届くかもしれないところまで来ている。意識してやっていきたい。

-サイドバックが鍵となる。縦のオーバーラップが生きる

山根 相手が嫌がる所に立って、横や縦だけでなく、斜めに入れると相手も嫌がる。サイドチェンジをやっても良かった。そういうのを意識してやっていきたい。

-気持ちで上回るという部分というところで、初戦は守りに入る部分はあったのか

山根 そんなことはない。今までの活動もいい流れで来ていた。僕たちが準備期間が短いとかあるけど、本当に相手はやっぱり、長い時間かけてやって来ている中で、日本代表として、本当にW杯に行く、日本のサッカーのために、もっと出していく必要はある。

-相手に弱みを見せたのかもしれない。次に向けては

山根 どんな状況になっても、相手より1点でも多く取って、勝ち点3を取ることが大事だと思う。