サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会などで、日本代表として日の丸を背負って戦った本田圭佑が28日、ともにW杯3大会を戦ってきた盟友、同い年の日本代表DF長友佑都への特別な思いを明かした。

長友佑都と中山雄太 日本代表の左サイドバックは誰なのか?>>

ツイッターで「佑都のこと、俺は好き勝手言うよ。でもメディアや他の人に言われるとなんか腹立つなー」とつぶやいた。

2人は佑都、圭佑と呼び合い、一時期はともにイタリア・ミラノに住み、聖地サンシーロ・スタジアムでの歴史あるセリエAのミラノダービーで、敵味方に分かれて戦った戦友で、日本代表でも長い時間をともにしてきた。

その長友を巡っては、日本代表の森保一監督の、ベテラン長友を先発起用しながら、判で押したように途中で中山雄太に交代させ、サイドバックで貴重な交代枠を1つ使う起用法もあり、長友の起用そのものを疑問視するような声が、SNSなどで多くみられるようになっている。

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前日27日のW杯アジア最終予選の日本-中国戦を、本田がセレッソ大阪の乾貴士らと、プレミアム音声サービス「Now Voice」でライブ実況した際、長友-中山という起用法について乾から意見を求められ「(監督が長友に)気を使っているんじゃない?」「大事な試合で負けるきっかけになったりしたら、多分、佑都、切られる可能性ある」などと発言していたが、真意は、盟友へのキツいエールだったようだ。

本田は、自分のことについては、何を言われ、どう報じられてもほとんど気にしてこなかったが、長友については、「好き勝手」言っていても、好き勝手言われるのは、どこか気になって仕方ないようだ。