消化試合の日本はホームでベトナムと1-1で引き分けた。

前半から左サイドでのドリブル突破でチャンスを作ったMF三笘薫(24=サンジロワーズ)だったが、得点につながるようなプレーはできず。試合後は反省の弁が口をついて出た。

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以下、試合後の一問一答。

-試合をふりかえって

三笘 「まったく自分のプレーに納得してないです。ゴールに絡めずに、ブロックを敷いた相手をなかなか崩せなかった。課題の残る試合だった」

-今後に向けての課題は

三笘 「前の選手なのでどれだけチャンスをつくれるか、ゴールに結び付けられるかが課題。攻守に課題がでたのでまたベルギーでやっていきたい」

-前半は左サイドに同世代の選手がたくさんいた

三笘 怜央(旗手)と綺世(上田)と雄太くん(中山)はすごくやりやすい。ちょっとインサイドハーフとの距離感と、綺世との距離感が遠かったので、もうちょい近くでプレーしてもよかった。もっと怜央のところに起点ができるような関わり方だったり、そういうところを僕がやらなければいけなかった。雄太くんとの連係も悪くなかったけどもっと2人で崩しにいってもよかった。綺世との関係ももっと良いところを出せると思う」

-後半は川崎の選手がもっと増えてさらにやりやすくなった?

三笘 「システムが変わって、距離感もよくなった。テンポはつくれていた。でもクロスの質もそうだし、もっと裏返したり、相手の視界を外すようなプレーだったり、同サイドでもっと起点をつくるようなプレーが必要だった」

-初めて代表で先発した。

三笘 「前半は自分のプレー的には推進力は出せたけど、その分、後ろのケアだったりがオープンになるところがあるので。そういったところでスタメンが少ないのもわかるし、それでも結果を残せればスタメンで使ってもらえると思いますけど。そういったところで悔しかったですし、W杯が決まってない状態でこういうプレーをすると本当に難しくなると思う。まだ自分の能力もそうですし、いろんなところを追及していきたい」

-海外で強度について感じたことは

三笘 「1対1のところの勝負や当たりの違いだったり、球際の数は日本より多いので、そこは成長した部分はある。でも90分通したタフさはまだまだ全然足りない。今日の後半ももっともっとスペースがなくてもどんどん仕掛けるようにしたいし、1人で打開できるようにならないと。そこは課題かなと思う。自分としては強度はまったく足りてないと思う。世界の選手はずっと仕掛けられる能力がある。これからまだまだそこを伸ばさないと代表に関わっていけない」

-今後、伸ばしていきたいところは

三笘 「1つは攻撃のバリエーションを増やすこと。シュートレンジを増やさないといけない。どんな相手でも抜いてチャンスをつくらないといけない。守備で前線からプレスをかける強度も増やさないといけない。いろんなポジションでもやれる強度と、どんな状況でも試合に出場できるタフさを求めてやっていきたい」