日本代表は6日、国際親善試合キリンチャレンジ杯(国立)で王国ブラジルと対戦する。3日にMF南野拓実(リバプール)が取材対応し、得点への意欲を語った。

2日のパラグアイ戦では20本を超えるシュートを放って4得点したが、ブラジル相手には同じようにいかないことも織り込み済み。「握られる時間が多くなるだろうと。そのなかでどれだけ強度高い守備から、いい形で奪ってゴールに向かっていけるがポイントになる。相手の陣地で前向きにボールを奪えればチャンスになる。そこできっかけを作って、あとはゴールアシストにつなげていきたい」と言葉に力を込めた。

今季はリバプールの一員として、欧州チャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード戦でもベンチ入りした。ブラジル代表にはGKアリソンら、チームメートも複数人いる。アリソンについて「世界一のGKだと思っている。弱点はない」と間近でともにプレーするからこそ感じるすごみも口にしつつ「もしアリ(アリソン)が出たら負けたくない気持ちは一層ある。チャンスがあったら決めたい」と負けん気の強さものぞかせた。