U-20女子日本代表が、なでしこエースのエールを胸にワールドカップ(W杯)連覇を誓った。U-20W杯(8月10~28日、コスタリカ)に向け、同代表は29日夜に直前キャンプ地のリベリアに向けて出発。なでしこジャパンと兼任する池田太監督はE-1選手権を26日に終えたばかり。連覇の喜びの余韻も残る中で「次はこのグループで世界を相手に戦いが出来る。喜び、期待感で準備をしてました」と切り替えた。

18年フランス大会で日本は池田監督のもと優勝。20年大会はコロナ禍で中止となったため、前回チャンピオンとして挑む。DF西野朱音(マイナビ仙台)は、なでしこジャパンFW岩渕真奈(アーセナル)からもらった言葉を明かした。

7月上旬の千葉県内でのキャンプに、帰国中の岩渕が訪れ激励してくれたという。「出たくても出られない選手がいる。この年代の日本代表として結果出さないといけないと思った。同時に楽しんで頑張ってねという言葉をいただいた」。責任感とエンジョイ精神で頂点に立つ。【磯綾乃】