日本代表は27日、28日のキリンチャレンジ杯コロンビア戦に向けて、会場となる大阪市のヨドコウ桜スタジアムで公式練習を行った。

練習後に取材に応じたMF堂安律(24=フライブルク)は、コロンビアについて「ザ・南米のチーム。4-4-2のようなシステムだが、4-2-4で前線の選手が前にプレスをかけるが、ボールが後ろにいくとあまり追いかけない。賢くプレーすれば、間違いなく打開できるかなと思う」と、自信を示した。

昨年のW杯カタール大会で2得点し、日本で最もブレークした選手の1人。新生日本代表の初戦となった24日のウルグアイ戦に先発したが、W杯のような存在感は示せなかった。

「前の試合だけでいうと、自分のよさは出せていなかった。シュートも0本だったし、そこは課題」という堂安は、コロンビア戦に向けては、特にセンターバック陣に「僕が中に入った時は、きついところでもいいから(縦パスが)ほしいと要求はした」。持ち前のコミュニケーション能力の高さで、若いチームの連係を深めている。

兵庫・尼崎市生まれでガンバ大阪で育った24歳にとって、地元関西での大切な一戦になりそうだ。