サッカー女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング8位)が北朝鮮(同9位)と対戦し、日本の守護神が立ちはだかった。

GK山下杏也加(28=INAC神戸レオネッサ)が輝いたのは1-0の前半45分。北朝鮮MFチェ・クンオクのシュートが転がりながらゴールへ向かったところ、逆サイドにいた山下が諦めず、右に横っ跳び。ゴールライン上で防ぐビッグセーブでチームを救った。

この試合はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)はない。しかし、写真や映像では、明らかにゴールライン上からボールをかき出していた。

SNSでは、男子のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の日本-スペイン戦で話題になった「三笘の1ミリ」になぞらえた「山下の1ミリ」のワードが続々と書き込まれた。

「えーーー!山下の1ミリやん」「三笘の1ミリならぬ山下の1ミリ 諦めてたらゴールインでした。よくぞ諦めなかった」「明らかに入ってないよ! 山下の1ミリだろ」

殊勲のGKは16年リオデジャネイロ五輪切符を逃した際のメンバー。当時は若手だったが、今はベテランとして最後方から安心感を与え、なでしこイレブンを引っ張っている。

【動画】「山下の1ミリ」なでしこ守護神・山下杏也加が神の手スーパーセーブでピンチ救う

なでしこ、運命の北朝鮮戦 勝てばパリ五輪、負ければ終わりのアジア最終予選/ライブ速報