日本協会の犬飼基昭会長は28日、大阪・堺市に完成した堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターのオープニングセレモニーに川淵名誉会長とともに出席した。式典であいさつにたった犬飼会長は「これだけの広大なグラウンドが緑にあふれ、感動した。今後は、クラブハウスと宿泊施設を整えていただければ、各年代の代表チームをここで練習させ、関空から世界へ飛び立たせたい」と言った。

 天然芝5面(うち1面は3000席の観客席併設)、人工芝9面、屋根付きフットサルフィールドなどを完備し、日本に誇る一大スポーツ施設に興奮を隠しきれない様子だった。さらに「地元の人が親しみやすい名前を大阪府や堺市が募集してはどうか」と、ニックネームの募集のアイデアを披露した。