サッカー女子のロンドン五輪アジア最終予選で3連勝し、五輪出場にあと1勝とした日本は6日、中国山東省の済南市内で5日のオーストラリア戦の控え組が練習を行い、安藤梢(29=デュイスブルク)らがハーフコートでの5対5などで汗を流した。先発組は疲労回復のため、宿舎のプールやジムで調整に努めた。

 勝ち点9で首位の日本は、8日に同7で2位の北朝鮮に勝てば、3大会連続4度目の五輪出場が決まる。佐々木則夫監督(53)は大事な一戦に向けて「コンディションと個人のスキルをしっかり調整していく。オーストラリア戦より動く量が多くなるし、競り合う局面も多くなる。明日(7日)はしっかり北朝鮮戦を想定してやる」と話した。