なでしこジャパンが8月に合宿を行った岡山・美作(みまさか)市が、岡山県とのタッグで「なでしこ虎の穴」を目指す。3日、同市関係者は「これからは県と一緒に合宿地へ名乗りを上げます。継続的に来ていただきたい」と明かし、明日5日に同市内で行うオーストラリア戦のパブリックビューイングに同県の石井正弘知事も駆けつけるという。6日間の合宿では3万2900人が来場し、同市は岡山県に10億2760万円の経済効果があったと発表。日本中が注目したフィーバーに岡山県もバックアップを申し出て、現在は美作ラグビー・サッカー場の改装や「なでしこロード」の命名を検討している。