今冬の全国高校サッカー選手権に出場する藤枝明誠が26日、磐田市内で静岡産大と練習試合を行った。大会前最後の実戦は1-4で敗戦。来年1月に行われる大学サッカーの全国大会「#atarimaeni CUP」に出場する格上に敗れるも、収穫はあった。

互いにベストメンバーで臨んだ1本目の28分、左サイドで起点を作ると、逆サイドに展開。右クロスをMF横山良唯(らい、3年)が右足ダイレクトで合わせた。「崩して取れたことは自信になった」と横山。流れるような展開で翻弄(ほんろう)した。

松本安司監督(51)も「いい形だった」とうなずいた。守備では集中力を欠く課題を残したが、本番を想定して戦えた意味は大きい。この日は午後2時から開始。愛媛県代表の新田と対戦する1月2日の初戦と同じ時刻で行った。守備の時間が多かった試合を経験したことも収穫の1つで、MF中山碧(3年)は「全国では我慢する時間帯がある。いいシミュレーションになった」と前向きだった。

チームは28日に同校で県内最後の練習を行い、試合が行われる埼玉県に移動する。県大会後の1カ月半を総括した指揮官は「攻撃のオプションは増えた。流れは悪くない」と言った。出陣まであと1週間。勝つための準備は整いつつある。【神谷亮磨】