湘南ベルマーレFW大橋祐紀(27)が24日の川崎フロンターレ戦が行われる国立競技場でのプレーに熱い思いを口にした。

八千代高校出身の大橋にとって、全国高校サッカー選手権決勝の地である国立は今でも憧れの舞台だ。「高体連出身で、やっぱ選手権では国立っていうのが一番の舞台だと思うんですけど、そこに立ったことがないので、立ちたいと思ってサッカーしてきた。こういうチャンスが、(Jリーグ)30周年できるっていうことはちょっとうれしいと思いますし、そこで結果を残したいなと思っています」と誓った。

高1の時に八千代高は選手権に出場したが、自身は全く試合に絡めなかった。

「1年生の時は先輩方が出ましたけど、Cチームぐらいだったんで、スタンド上から応援してました。なんで、全く関係ないといえば全く関係ないです」。

続けて「選手権には出たことがないですし、選手権の前に、150人くらい部員がいるので、120人ぐらいは外周させられるので、試合見に行きたいなと思っていた記憶があります(笑い)。走りがきつかったイメージです」と苦笑いで振り返った。

悔しい思いをしてから11年の月日を経て、自己最多の8得点をマークするなど、大きく成長。満を持して初の国立のピッチに足を踏み入れる。【佐藤成】