第41節まで4位につけていたJ2東京ヴェルディのJ1自動昇格はならなかった。
東京Vはアウェーの今季最終戦で大宮アルディージャに2-0で快勝した。
0-0の後半18分にカウンターから右MFの中原輝がペナルティーエリア右にスルーパス。これを走り込んだ主将のMF森田晃樹が受けて中央へ折り返し、途中出場のMF綱島悠斗が右足で先制点を押し込んだ。
さらに同33分には中原が右サイドから中央へドリブルでボールを運び、狙い澄ました左足シュートをゴール左下へ蹴り込んだ。
「(試合中に他会場の情報は)入ってないです。チームとして情報に左右されずに自分たちの今までやってきたことをそのままやろうという方針があったので」という森田の言葉通り、リーグ最少失点(31点)の今季を象徴するような完封勝利でレギュラーシーズンを締めくくった。
東京Vは磐田と勝ち点で並びながら、得失点差で及ばず3位となった。J1自動昇格はならなかったが、3位になったことで昇格プレーオフ(PO)でのホーム開催権と引き分けの場合に勝者となる大きな権利を得た。
ここ4戦3発とシーズン終盤に神懸かり的な活躍を見せ、東京Vの攻撃陣をけん引した中原は「得失点差で(自動昇格で)上がれないっていうのは1年間やってきた結果なので。そこが足りなかったというのはしっかり受け入れて。でもまだチャンスはあるので、そこに切り替えて、またやっていくことしかないです。でも3位で(POに)行けるっていうのはホームでサポーターの方たちも来られますし、引き分けでいいという、有利な一番良い位置にいるので、ここからまた2つしっかりやっていきたい」と、昇格プレーオフ初戦の千葉戦、そして清水-山形の勝者と戦うPO決勝へ向けて気持ちを切り替えていた。【千葉修宏】



