17年ぶりに開催されたJリーグオールスターで、東北勢が躍動した。開幕戦となったJ2・J3のEAST-AとEAST-Bの一戦は、EAST-Aに軍配。開始5分にベガルタ仙台MF岩渕弘人(28)がワンタッチで送ったパスに、湘南FW山田が反応して先制ゴール。イレブンは夜の踊り子ミームのパフォーマンスで会場を沸かせた。
18分には、仙台のMF鎌田大夢(24)からのパスにモンテディオ山形FWディサロ・燦シルヴァーノ(30)が、磐田のGK川島をかわし、ペナルティーエリア右から右足でゴール。ベンチ前でもみくちゃにされたディサロはおなじみ「レレマスク」を決めた。
ディサロは「相手チームでいつもやっていて嫌な選手でしたし、いいボール出せる選手って分かっていたので、大夢が前向いた瞬間に信じて思いっきり走ったら本当にピンポイントにいいボールくれた」と笑顔。
J1 EASTとの準決勝でも、山形MF土居聖真(34)からのパスに、仙台FW小林心(25)がシュートを放つシーンもあり、いつもは「みちのくダービー」で死闘を繰り広げる好敵手と息を合わせた。
WEST-BとのJ2・J3同士の対決となった決勝では、開始3分で決めた土居のゴールが決勝点となり、EAST-Aが優勝。決勝の「MIP」に輝いた土居は副賞の100万円を手にし、「『こんな幸せなことはない。みんなで楽しんでいいサッカーしよう』と円陣で声をかけた。最高の舞台を作ってくれてありがとうございます」と、6万人超の観客に感謝した。



