浦和レッズがホームでV・ファーレン長崎に1-0で勝利し、今季2度目の3連勝を飾った。相手の守備ブロックに手を焼く場面もあったが、じれずに戦い、MFマテウス・サヴィオ(29)が決勝点を奪った。
曺貴裁監督(57)は、「チーム全員がキャプテンとしてプレーしてほしい」という願いを込めて、試合前にキャプテンマークをベンチ入りメンバーの分も含めて20個用意。チームの士気をより高めて臨んだ。
「お笑いじゃなくて、選手それぞれが当事者意識を持ってチームを勝たせると思うことは、まだまだ選手それぞれ上げられると思ってましたし、この前の千葉戦から学べることもあったので、キャプテンだけがチームを引っ張って、その他の人は何もしない組織やチームは基本的に弱いので。そうならないように、選手たちをそっちに向けていくのが僕の最大の仕事」
今季就任し、開幕3連敗を喫するなど出だしでつまずいた。しかし、戦術や監督の求めるスタイルが徐々に浸透し、チームに一体感が生まれている。「僕が選手に求めるものは、今まで彼らが体験してこなかったサッカー観とかが少なからずあったと思いますし、そこにアジャストしようというところで出た試みが、ここ最近はいろんな意味で、選手の中の理解が深まって、1歩、1メートル、予測や判断が早くなっているという実感がある」と手応えを感じている。
チームキャプテンの1人でもあるDF宮本優太(26)は、古巣京都サンガF.C.時代も監督と共闘してきた。試合ではキャプテンマークを巻いてプレー。20個用意されたアームバンドについては、「雰囲気が和んだので良かった」と笑いつつ「いつも通り声がけもできていた。特に大きな変化があったわけではないですけど、みんながそういう気持ちでやることが大事と監督は伝えたかったと思うので、それは伝わった」と振り返っていた。



