<高円宮杯U-18プレミアリーグ・チャンピオンシップ:流経大柏1-1(PK5-4)神戸ユース>◇15日◇埼玉
流通経大柏高(東地区)が神戸ユース(西地区)を破り、日本一に輝いた。MF石田和希主将が前半38分に先制するも、ロスタイムに追いつかれる展開。延長戦後のPK戦を制して6年ぶり2度目の優勝を飾った。東西リーグ戦方式の現行制度になってから3年目で、Jの下部組織ではない学校チームの優勝は初めて。高校年代での全国リーグ戦構想発起人の1人である同校の本田裕一郎監督(66)は喜びをかみしめた。
終了目前での失点で突入した延長戦前、流通経大柏の本田監督が呼びかけた。「またダメなの?
いつも2番でいいの?
最後くらいやってみろ!」。終盤足を引きずる選手が続出する中、5人の交代選手を投入してPK戦の末に頂点に立った。夏の全国総体では準V。県では夏も冬も2番だった。だが、J下部組織と戦う唯一の全国大会で、東のリーグ戦王者として日本一決定戦を制した。
11年前、同監督が語った構想が、今の全国東西リーグ+チャンピオンシップ制度。その青写真を描き、02年に「関東スーパーリーグ」創設の発起人として尽力した。その後プリンスリーグに形を変えて、11年からトーナメント方式だった全日本ユースに変わって3年目。初めて学校チームとして制した。個人技とパス回しで圧倒する理想のスタイルに、部活動ならではの“根性”も加わって。同監督は「立ち上げた1人なので思いは強い。何とかクラブに対抗したい気持ちがあった」と感慨深く話した。



