韓国サッカー協会の李容秀技術委員長は14日、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で不振の続く韓国代表のシュティーリケ監督の去就について「変化が必要な時だ」と述べ、更迭を示唆した。韓国の聯合ニュースが報じた。

 13日にドーハで行われたカタール戦に敗れた韓国代表はこの日、仁川国際空港に帰国した。シュティーリケ監督は、現時点で辞任の意思はないとした上で「自分がいようがいまいが、とにかく残り2試合に勝つことが重要」と話した。

 韓国協会は15日の技術委員会で監督問題を議論する予定。韓国メディアは後任候補について、コーチを務める鄭海成氏の代行昇格のほか、許丁茂元監督やJリーグでもプレーした崔龍洙氏らの名前を挙げている。