サッカーの元ブラジル代表で2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会優勝に貢献した35歳のカカが17日、地元テレビで「今がプロ選手としてのキャリアを終える時だという結論に達した」と現役引退の意向を表明した。今後は指導者などでサッカー界に残ることを希望している。

 攻撃的な選手としてACミラン(イタリア)、レアル・マドリード(スペイン)などで活躍。07年にフランス・フットボール誌選定の最優秀選手賞「バロンドール」と国際連盟(FIFA)の年間最優秀選手に輝いた。今年10月に米プロリーグ、MLSのオーランドを退団していた。