日本代表のガラタサライDF長友佑都が、負傷交代した。

左サイドバックでスタメン出場。後半35分にアクシデントが起きた。相手MFカリジウリが挙げたボールが胸部に当たり、そのまま胸を押さえて倒れ込んだ。ピッチ内で治療を受けたが、治療したスタッフが交代のサインを出した。なんとか起き上がり、胸を押さえ苦しそうな表情でピッチを去った。代わってDFオメルが出場した。

試合後、長友は「大丈夫ですか?」の問いに、赤く充血した目で「大丈夫です」とだけ言ってスタッフが運転する車に向かった。また胸とは別に、足にも痛みがあるようで、右太ももの付け根を抑えながら、足を引きずって歩いた。

ホームのガラタサライはシャルケにボールを支配され、終始押される場面が目立った。相手に枠内6本を含む17本のシュートを浴びたがGKムスレラの好守などでしのいだ。後半13分にFWエンボロに押し込まれたが、オフサイド判定に救われた。押し込まれながらもロングボールとサイド攻撃で活路を見いだそうとしたが、パスの精度が低く、決定機を迎えることはできなかった。

D組は2勝1分けで勝ち点7のポルトが首位。1勝2分けで勝ち点5のシャルケが2位に続き、1勝1分け1敗で勝ち点4のガラタサライは3位。ロコモティフ・モスクワは3連敗で最下位となった。