MF宇佐美貴史(26)が所属するデュッセルドルフは、条件次第で過去のデータ上、1部残留が決定すると、20日付の独紙ビルトが報じた。

22試合終了時点でデュッセルドルフは勝ち点25の12位で、2部との入れ替え戦を戦う16位シュツットガルトは同15で、勝ち点差10。残り12節もあり、1部残留の安全圏では決してない。

だが、同紙によるとブンデスリーガの歴史上、23節終了時に降格圏から勝ち点差12以上の差をつけたクラブが降格した例はないという。残留には、今節にデュッセルドルフが最下位ニュルンベルク(勝ち点13)に勝利して、シュツットガルトと17位ハノーバー(同14)が引き分け以下が条件だという。

そうすると、デュッセルドルフは勝ち点28に伸ばし、直接対決で負けた最下位ニュルンベルクは勝ち点差15に広がる。さらに16位シュツットガルトが同16以下(最少勝ち点差12)で、16位ハノーバーは同15以下(同13)となり、条件が満たされる。

データ上だけでなく最下位との対戦でもあり、1部残留に向けて重要な一戦となる。FWカラマンは「今後の道を示す試合となる。前期に0-3で敗れたのを取り戻さなければならない。素晴らしいファンのサポートをバックにリベンジを必ず果たしてみせる」と勝利宣言した。