スペインリーグは16日に新シーズンがスタートする。

優勝候補の大本命は3連覇を目指すバルセロナだ。Aマドリードからフランス代表FWグリーズマンを獲得。昨季リーグ断トツの90得点(2位はレアル・マドリードの63得点)を誇る攻撃陣をさらに強化した。アヤックスからMFデヨングも獲得。22歳ながらオランダ代表で頭角を現しており、1年目からレギュラーをつかむ可能性も。的確な補強で独走での優勝すらある。

対抗馬はアトレチコ・マドリードになりそうだ。グリーズマンの後釜として、“ロナルド2世”と言われる19歳のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを獲得。W杯で活躍したイングランド代表DFトリッピアーも加入するなど、実力者を揃えてきた。Rマドリードは3番手評価。アザールを獲得も、強化試合では低調。バルセロナとの力の差は歴然で、今後の移籍市場でさらなる補強、またはFWビニシウス、MF久保とロドリゴの10代トリオが救世主になる予想外のことでも起こらない限りは、バルセロナと渡り合えないだろう。