マンチェスター・ユナイテッド所属のフランス代表MFポール・ポグバ(28)が来季のレアル・マドリード行きを決断したと、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が15日に報じた。

同紙は英紙デイリー・スターの情報をもとに、ポグバが来年6月30日で切れる契約を延長せず、来季移籍金ゼロでRマドリードに加入することを決定したと伝えている。マンチェスター・ユナイテッドは以前より契約延長オファーを提示しているが、ポグバは拒否し続けており、以前より夢見ていたマドリード行きが来年、ついに現実のものになる可能性が高いという。

またRマドリードは今夏、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWエムバペ獲得に動いており、巨額のオファーをパリ・サンジェルマンに提示するとのことだが、それが受け入れなかった場合、契約切れにより無料で獲得できる来夏まで待つ予定だとすでに報じられている。

そのため来季、状況次第でRマドリードにポグバ、エムバペ、さらにもう1人の獲得候補であるドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドがそろう可能性があると同紙は伝えている。

(高橋智行通信員)