レアル・マドリードのFWマルコ・アセンシオ(26)がマジョルカ戦で出場機会がなく、ベンチで怒りを爆発させたようだ。

英メディア「デーリー・メール」電子版によると、アセンシオは途中出場に備えウオーミングアップをしていたが、出番がないことを告げられると、ベンチに戻ってビブスを投げ捨て、クーラーボックスを蹴り上げ、ドリンクのボトルを下にたたきつけた。

チームは4-1で快勝し、開幕から無傷の5連勝となった。

アセンシオは、東京オリンピック(五輪)では、メダルのかかった準決勝の日本戦で決勝ゴールを決めるなどしている。しかし、今季はわずか17分しか公式戦の出場がなく、移籍を検討しているとも伝えられている。

Rマドリードのアンチェロッティ監督は試合後「彼が腹を立てているのなら、私は彼に同意する。彼がプレーしたい、重要だと感じたいということだ。彼の怒りには全く同意見だ。大丈夫だ」とアセンシオの行動に理解を示した。

スペインメディア「Relevo」は、マンチェスター・ユナイテッドを含む、イギリスとイタリアの複数のクラブがアセンシオの獲得に関心を示し、アセンシオも退団を希望していると報じている。