バルセロナがドイツ代表GKテア・シュテーゲン(33)からキャプテンの座を剥奪することを検討しているとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が6日に報じた。

バルセロナが依然としてサラリーキャップ(選手の契約年数に合わせて分割された移籍金や選手年俸などの限度額)による選手登録の問題を抱える中、テア・シュテーゲンが先月29日に受けた腰部の手術が大きな問題に発展している。

テア・シュテーゲンはこの手術に先立ち、復帰に3カ月かかることを公表していたが、実際には長期化する可能性が高いという。スペインリーグの医療委員会にその期間が4カ月と認められた場合は選手の年俸の5割、5カ月以上の場合は8割を使うことができ、今夏獲得したGKジョアン・ガルシアなどの選手登録が可能になるとのことだ。

そのため、クラブは医療委員会にメディカルレポートを提出するための同意書へのサインをテア・シュテーゲンに求めたが、拒否されたという。このことはジョアン・ラポルタ会長を筆頭にクラブ内で大きな怒りを買い、即座に懲戒手続きを開始。さらにキャプテンから外すことを検討しているとのことだ。

この件に関してはすでに、クラブの要請によりフリック監督がテア・シュテーゲンからキャプテンの座を剥奪したとカタルーニャのラジオ局TV3が報じていた。しかし、同紙がクラブの関係者に確認したところ、まだその決定は下されておらず、7日に協議されると伝えている。(高橋智行通信員)