【マドリード=高橋智行通信員】アトレチコ・マドリード(スペイン)が、ホームでアーセナル(イングランド)と1-1で引き分けた。ともにPKから得点を挙げたが、互いに譲らず。5月6日(日本時間7日)の第2戦(ロンドン)へ勝負は持ち込まれた。

最初の決定機はAマドリード。前半14分、FWフリアン・アルバレスがペナルティーエリア外中央から強烈な右足シュートを放つが、GKラヤが左へ跳んでファインセーブした。

前半30分、アーセナルは右FWマドゥエケが中央へ持ち出し左足で狙うが、ゴール左へわずかに外れた。

互いに集中力の高い守備で均衡を保つ中、前半42分にアーセナルが絶好のチャンスを得た。MFスビメンディのパスをエリア内で受けたFWギョケレスがDFハンツコに背後から倒された。PK判定。同44分にギョケレスが右足で鋭いシュートを突き刺し、先制点を奪った。

1点を追うAマドリードは後半4分、直接FKからアルバレスが右足で曲げて落とすボールでゴールを狙ったが、ゴール右のサイドネットへ。惜しくも同点ゴールはならなかった。

攻勢を強めるAマドリードは後半8分にカウンターからMFルックマンが左足シュート。ラヤにセーブされたが、こぼれ球をグリーズマンが狙う。シュートはDFガブリエウにブロックされた。しかしこのCKからグリーズマンが入れたボールをMFジョレンテが直接、右足シュート。MFライスの手に当たり、VARからのオンフィールドレビューでPK判定に。同11分、アルバレスが右足でゴールを奪い、今大会10点目。1-1の同点とした。

流れはAマドリードへ。後半18分にルックマンのパスからグリーズマンの左足ワンタッチシュートはポストを直撃。さらにこぼれ球からグリーズマンが狙うがブロックされた。

後半33分にはアーセナルFWエゼが接触プレーで倒れた。PK判定が出た。VARチェックからのオンフィールドレビューでハンツコの足は届いておらず判定は取り消された。Aマドリードは映像に救われた。

Aマドリードは終盤にルックマンがゴールに向かう場面があったが、追加点は奪えなかった。痛み分けとなった。