アルゼンチン・サッカー協会が代表監督の任期延長を見送り、退任が決まったマラドーナ氏は28日、ブエノスアイレス郊外で記者会見し、同協会のグロンドーナ会長を名指しで「うそつき」と批判し、意に反した退任に「悲しく心が痛い」と涙目で打ち明けた。

 2人は26日に会談したが、コーチ陣のうちの7人の交代を求めた同会長と対立。人気のある英雄マラドーナ氏に当初続投を要請した同協会は27日の理事会で、全会一致で契約延長の見送りを決めた。同氏は「スタッフなしで監督を続けることは不可能。会長はそれを知っていた」と話した。

 マラドーナ氏が率いたアルゼンチン代表はW杯南アフリカ大会8強に終わったが「わたしは代表のユニホームにすべてをささげた。(選手とともに)再びユニホームを着るのがわたしの仕事だったのに」と述べた。

 [2010年7月29日12時25分]ソーシャルブックマーク